目次
オープンコンセプトとは
オープンコンセプトとは、室内の壁や仕切りのない広々とした空間を指す言葉です。
住宅やオフィス、飲食店など、さまざまな場所で採用されています。
仕切りがないので移動がしやすく、バリアフリーの面でも効果が高いので、最近特に注目されています。
引用元:パブリックドメインQ
オープンコンセプトを導入するメリット
では、オープンコンセプトを導入するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
オープンコンセプトのメリットとしては、以下が挙げられます。
空間の使い方が自由になる
仕切りがないので、空間の用途を決める必要がありません。
また、空間のレイアウトも気軽に変えることができるので、それまで労力の大きかった模様替えも手軽にできます。
模様替えのコストも抑えられるのがうれしいですね。
光や風が入りやすく、明るく開放的な雰囲気になる
仕切りを作らないので、窓や天井の高さをそれまでよりぐっと広くとることができます。
それにより、光や風が入りやすく、空間が非常に明るく開放的になります。
自然光が空間全体に行き渡るので、空間により広がりを感じます。
空間が広く見える効果がある
空間を仕切られないことによって、手狭な空間もぐっと広く見える効果があります。
さらに壁や床を明るい色にすることで、光が反射し、視覚的に広がりを感じます。
空間が広く見えることで、リラックスして快適に過ごすことができます。
人とのコミュニケーションがしやすくなる
空間を遮るものが少なくなるので、相手の表情をよく見ることができます。
例えば料理を作りながら家族と話をするといった、別の作業をしながらのやりとりも可能になるので、家族同士や友達同士などのコミュニケーションがより活発になります。
オフィスの場合は社内の情報共有が進みます。
このようにオープンコンセプトを導入することにより、暮らし方がずいぶんと広がるんですね。
音や匂いが広がりやすい
仕切りがないことで、音やにおいが広がってしまいます。
料理をするときの音やにおいが空間に広がってしまい、集中して作業している人の妨げになることがあります。
またテレビや音楽が聞こえてきて、ゆっくりとくつろぎたいと思っている人のストレスになってしまうこともあります。
プライバシーが確保しにくい
仕切りがないので、プライバシーの確保が難しくなります。
仕事に関係する電話や書類などが家族に聞こえたり、目に入ってしまうことがあります。
また仕切りがないことで来客用のスペースがなくなるので、家族のプライバシーが他人の目に触れる可能性も高くなってしまいます。
収納スペースが少なくなる
壁が少なくなることで、ものをしまったり隠したりするスペースがなくなってしまいます。
使う時間が決まっている寝具類や食品などのストック類を保管しておくスペースがなくなるので、生活が少し不便になってしまいますね。
温度調節が難しい
仕切りがなくなり、空間が広くなることで、空調がききにくくなります。
冬は足元がずっと寒かったり、夏はエアコンがきくまでに時間を要することがあります。
ペットや小さな子ども、高齢者など体調管理が必要な家族との同居時には注意が必要になりますね。
このように様々なメリットとデメリットがあるので、自宅にオープンコンセプトを導入することを考えたときには、注意点も併せて確認をしておきましょう。
オープンコンセプトを考えたときにショールームに行く理由
引用元:photoAC
自宅にオープンコンセプトを導入することを考えた場合、一度ショールームへ足を運んでみましょう。
ショールームへ行くことをお勧めする理由は以下になります。
実物を見たり体感することができる
ショールームでは、オープンコンセプトに合ったキッチンや浴室、洗面所、トイレなどの商品を展示しています。実際にサイズや質感、使いやすさを体感することができます。実物に触れることで、暮らし方のイメージを具体的に持つことができます。
専門的なアドバイスが得られる
ショールームでは、インテリアコーディネーターなどの資格を持った専門のスタッフに要望や予算に合わせて、アドバイスをしてもらえます。
自宅にオープンコンセプトを導入した場合、どのようにリフォームするのか、工事やリフォーム後の計画などをより詳しく相談に乗ってもらえます。
最新の情報やトレンドを知ることができる
ショールームでは、オープンコンセプトに関する最新の情報やトレンドを発信しています。環境に優しい技術やデザイン、補助金制度やキャンペーン情報などを知ることができます。
専門の知識がなければ知りえなかった情報を知ることができるようになるんですね。
自分だけでは思い浮かばなかったアイデアやイメージもショールームへ行くことでぐっと膨らみますよ。
ショールームへ行くときの注意
引用元:photoAC
オープンコンセプトを導入するためにショールームへ行く前に注意事項があります。
事前によく確認をして、ショールームでの相談がスムーズに行えるよう準備をしましょう。
相談したい内容を整理しておく
ショールームでの相談がスムーズに進むように、オープンコンセプトを導入したい場所や目的などを事前に考えて、自分の希望をまとめておきましょう 。
目的がはっきりしないままショールームへ足を運んでも、見るだけで終わりということになってしまいます。
何度もショールームに足を運ぶのはそれだけでもストレスになってしまうので、できるだけ効率よく相談ができるよう準備しましょう。
予算を決める
予算を大まかでも決めておくと、相談がしやすくなります 。
どのくらいの予算になるかわからない場合は、ネットなどでシュミレーションができるので、事前にだいたいの予算を考えておきましょう。
ショールームによってはFPなどの専門家が常駐しているところもあるので、予算を考えておくと非常に話がスムーズに進みます。
カタログを見ておおまかなイメージを決めておく
事前にカタログやインターネットで気になる商品をチェックしておきましょう。
具体的な商品がわからない場合は、ネットや雑誌で好みのイメージをチェックしてみましょう。
ショールームで相談する場合、できるだけ具体的なイメージがあったほうが話がしやすくなります。
オープンコンセプトを導入したい場所の大きさの確認と撮影
オープンコンセプトを導入したい場所の広さやレイアウト、梁や窓などの有無と大きさをはかってメモしておきましょう。また、現状の写真を撮影しておくと、空間の雰囲気や間取りを変えた場合のイメージがわきやすくなります。
また、ショールームに行った時にも商品のサイズや写真を撮って、帰宅後に相談内容と合わせて確認ができるようにしておくといいですね。
事前準備をしっかりしておくと、相談の時間を有効に活用できますよ。
FIND
所在地 | 〒213-0015 神奈川県川崎市高津区梶ヶ谷5-7-4 |
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電話番号 | 044-871-7122 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 木曜日(祝日を除く) |
URL | https://www.a-find.jp/ |
倉庫を使ったショールームで、塗装や窓、タイル、キッチン、家具などの建材を実際に見ながら打ち合わせができます。
プランナーや設計士、FPといった専門家がチームとなって一緒に間取りを考えてもらえるので、安心してお任せできますね。
toolbox
所在地 | 〒161-0032 東京都新宿区落合3丁目14-16 目白センタ1F |
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電話番号 | 03-6706-4845 |
営業時間 | 13:00~17:00 |
定休日 | 日曜日・月曜日・祝日 |
URL | https://www.r-toolbox.jp/ |
1200点もの展示商品が一度に見られるショールーム。
見るだけではなく、気になる商品を並べてコーディネートをすることもできます。
スタッフが常駐しているので、自宅へのオープンコンセプト導入の相談にも乗ってもらえますね。
SHUKEN Re SETAGAYA
所在地 | 〒156-0052 東京都世田谷区経堂1-7-9 |
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電話番号 | 03-6413-1325 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 水曜日・木曜日・祝日 |
URL | https://shuken-renovation.jp/shop/setagaya/ |
大型リノベーションに特化した古リノベーション専門店。
オープンコンセプト導入による大幅な間取りの変更の相談にも乗ってもらえそうです。
造作家具の提案も得意なので、空間を生かした収納も実現できそうです。
リノデュース 青山ショールーム
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-2-6 青山ホワイトアドビービル2F |
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電話番号 | 0120-808-177 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
定休日 | |
URL | https://www.renoduce.com/ |
物件購入から施工までを1社で完結できる「ワンストップサービス」をしているので、物件探しから始めたい人におすすめ。
物件購入の仲介手数料が無料で、手続きも簡単に済むので、住まいづくりにかけられる時間が増えます。
ユーチューブで過去の施工事例が見られるので、具体的なイメージも膨らみますね。
+FINO
所在地 | 〒631-0844 奈良県奈良市宝来町928-1 宝来ビル4階 ガーデンパーク奈良 |
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電話番号 | 0120-705-800 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
営業日 | 平日 |
URL | https://plufino.com/ |
「想いをカタチに、暮らしをプラスに」をコンセプトに理想の空間をカタチにして、より豊かな暮らしを目指します。
ライフスタイルや希望を具体的に落とし込んだインテリアプランを提案してもらえるので、自分だけのオープンコンセプトを生かした空間づくりもできそうですね。
オープンコンセプトで新たな暮らし方に
引用元:photoAC
ここまでオープンコンセプトについてご紹介してきました。
オープンコンセプトはインテリアだけでなく、自動車メーカーなど様々な分野で取り入れられている新しい考え方です。
自宅に導入することで、暮らし方が広がります。
ライフステージは常に変化し続けています。
その変化に対応するためにもぜひオープンコンセプトを取り入れてみましょう。